火曜会では、創作ゲームがよく遊ばれているのですがいかにも火曜会的なものの1つに

「ワンス・アポンナ・ダメ」

というのがありました。まあ、これは厳密には創作ゲームではなく、ヴァリアントなのですが。タイトルから分かるように「ワンス・アポンア・タイム」という単語やシチュエーションの書かれた手札を出しつつ物語を進めていき、手札を無くしたら勝ち、というゲームでオリジナルはファンタジックな単語やシチュエーションが描かれていたのですが

「平日ゲーム会であまり現実逃避をすると、24時過ぎにうす暗いアパートに戻って数時間後にまた職場に行かなくてはならない現実とのギャップの激しさに却って精神衛生上良くない」

という意見が出たため、アッパー系のゲームをしたあとのダウナー系ゲームという観点から手札内容をネガティヴなものばかりにしよう、と作成したのがこのヴァリアントでした。

で、平日でもボードゲームをしたがる(以下略)な集まりでしたから「ワンス・アポンナ・ダメ」用のネガティブワードやシチュエーションを求めたところ、「半地下のオフィス」とか「自己啓発セミナー」とかアレな言葉が集まる集まる。そしてある程度集まったところでプレイしてみましたが、まあ、何と言うか、想像通りゲンナリなストーリーでした。(笑)けれども何かこう、ゲンナリを通り越して清清しい感じがしました。突き抜けた、というか、自虐プレイを楽しむヘンな余裕というか・・・。そのときのセットは今どこにあるか不明ですが機会があったらまたやりたいなあ、などと思っています。