日本版The One Hundred
某所に投稿したものをここにも載せます。やっとひさびさにボードゲームのブログらしく(以下略)
1 メディチ(アミーゴ版)
おそらく私がプレイしたドイツゲームで1,2を争うプレイ回数を誇るゲーム。メンバー次第で変わる相場観とプレイスタイルによって、全然飽きの来ないゲーム。
2 シュテルネンヒンメル
メディチ同様97年頃購入してからずーっとプレイしているゲーム。星座をゲームに取り入れるというアイデアが美しく、それでいてゲームとしてえげつないのが高評価(笑)
3 マキャベリ(第2版)
ヒストリカルマルチではマイベスト。プレイ時間が長いのが難点。ディプロマシーがアマレスならこちらはプロレスという趣(謎)
4 フンタ
政治闘争のマルチプレイとしてはこれも珠玉。わいわいと陰謀ゲームができるのがいいですね。(笑)煮詰まったら「ちゃぶ台をひっくり返す」(意訳:クーデター)する選択もありますしね。
5 エクスペディション
矢印探検ゲーム。いつもこれの日本語ヴァージョンがでないかなあ、と思っています。
6 ディ・マッヒャー
選挙というイヴェントはゲーム的要素がふんだんにあると思っていますのでそれをうまく切り取ったゲームはおしなべて好きです。それにしてもドイツの各州の(つまりヨーロッパの)エンブレムはかっこいいですなあ。
7 エレクションX
1970年代にこのような完成された選挙ゲームがあったことに衝撃を覚えた逸品。シンプルなルールで選挙の臨場感がシミュレートされています。開票速報のドキドキまでも表現されていますので、ギャラリーで見てても面白い。
8 戦国大名
国産マルチプレイゲームの雄としてこれは外せません。
9 ビッグシティ
街づくりゲーム。コンポーネントが豪華なのが高ポイント。そして、路面電車の延長方向によって地域格差が生まれていく過程が実に面白い。「我田印鉄」の典型をみる思いがします。
10 ハイソサエティ
セリに見えて実はチキンレースの贅沢自慢ゲーム。カツカツ感が楽しいです。
11 イントリーゲ
職が欲しい→賄賂という実に直球なゲームですが駆け引きのどろどろ感が楽しい。裏切るのが前提のゲームはある意味楽です。(笑)
12 アベ・カエサル
ゲームそのものとしてはやはり面白いと思います。
13 クレムリン
政治闘争ゲーム。自分の右腕だと思っていたのがあっさり他人の右腕だったときのがっかり感が楽しい。思ったよりライト感覚のゲーム。
14 レーベンヘルツ(旧版)
4人プレイで行動が3つしか提示されない、バッティングしたら金で解決せよ、という時点でゲーマー的にグッとくるシステム。あと壁で囲うと自分の領土になるけど同時に自分の壁は相手の壁にもなるので気がつくと相手にアシストする、という持ちつ持たれつ感がたまらない。プレイヤー同士は王の危篤をいいことにやりたい放題というシチュエーションなのでこれらの「同じ穴のムジナ」的表現は素晴らしい。
15 電力会社(新版)
発電所の種類、進歩に合わせて資源管理を微調整する感じがじつに面白い。正に経営者気分を味わえる逸品。資源相場の表現の仕方も分かりやすくて素晴らしい。
以上、ずいぶん偏った15選であります。