・「劉邦」(佐竹靖彦著 中央公論新社

著者は(検閲済)に(検閲済)された我が母校の名誉教授。私が在籍していた当時は教授でした。直接講義は聴いていませんでしたが(私は日本近現代史専攻だったので)懐かしくなって購入。内容は「歴史のさまざまな時点において書き直された劉邦の事跡を史料に即して再検討し、歴史の実態に近づく」(本文より)という、歴史学者らしいスタンスの読みやすい良書でした。

・「朱の群れ」(市川ジュン著 あおば出版

竹本泉のようなある種の保守的な(?)ものも好きですが、実は社会派の(というくくりだけで語るのは実に一面的なんですが)市川ジュンの作品も好きなんです。

・「小島功美人画集」(小島功著 出版社失念)

何気なく買ったんですが、実によかったです。原画展とかあったら見に行きたいくらいに